
日本共産党 上野たつや
1-1 第1回定例会の最終日でした(3/25)
更新日:2021年4月9日
3月25日は、第1回定例会の最終日でした。2021年度予算や諸議案についての採決、請願や意見書などの採決が行われました。
共産党県議団としては、次年度予算を含む59議案中、42議案は賛成し、17議案に反対をしました。

なんとなく撮影してみた、私の席…
[議案について]
「令和3年度 神奈川県一般会計予算」については、全庁コロナシフトとのことで、コロナ対策として、感染症対応や医療機関への支援などの予算が含まれており、不急の事業が削減された内容となっていることは重要なことです。
知事肝いりの、医療の産業化を促す「ヘルスケアニューフロンティア政策」の事業費が約2億円中止されましたが、まだまだ不要な予算と言わなければいけない部分も含まれていたために、反対をしました。
諸議案に反対をしたのは、共産党だけでした。
[意見書について]
また、国に求める意見書については、14本が各会派や委員会から出されました。
「父母の離婚後の子育てに関する制度の改善を求める意見書」については、共産党として対案を示した上で反対。
「高等学校におけるICT環境の整備を求める意見書」についても反対をしました。ICT環境の整備として、維持管理も含めて国が責任を持つべきとの主旨については賛同できるのですが、「GIGAスクール構想の実現」に向けて整備せよとの趣旨であり、GIGAスクール構想については反対しているため、泣く泣く反対しました。
共産党からは、対案を含む、以下3つを提案しましたが、残念ながら反対多数でした。
・離婚後の子育てについて条件整備と慎重を求める意見書(案)(PDF)
・PCR検査の抜本的な拡充を国に求める意見書(案)(PDF)
・今夏の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催中止を求める意見書(案)(PDF)
[陳情・請願について]
県民の切実な要望である「陳情・請願」についての採決態度については、以下の通りです。
IOC組織委員会・元会長の女性蔑視発言により、ジェンダー平等の観点が非常に重要となっているこのタイミングにおいて「選択的夫婦別姓制度を求める陳情」が継続とされたことはとても残念です。
陳情や請願における、各会派の採決態度については以下の通りです。

