• 日本共産党 上野たつや

(6/26更新)建設・企業常任委員会 報告(詳細)

「建設・企業 常任委員会」の委員会質疑についての内容について、以下、質疑の内容を報告します。

(委員会で提出された資料については、前回記事を参照)

[県土整備局]

定県第86号議案「訴訟の提起の概要」について

・今回訴訟を提起された方は、元々契約されていた方とはどういった関係の方でしょうか。

  ↓

親族にあたる

・ 訴訟を提起する理由として、「県営住宅に不適正に居住」とありますが、不適正な居住とは、どういった内容でしょうか。

   ↓

入居の承継に違反

*県営住宅条例施行規則により、入居の承継については、「配偶者、高齢者、障がい者等」と規定されているので、両親が亡くなり、その子どもが住みたいと望んでも、県営住宅に住むことが出来ない。ルールになっています。


定県第67号議案「県営住宅条例の一部を改正する条例の概要」について

・ 単身入居者における年齢要件について、60歳以上の方以外にも認めることができるよう改正するとありますが、改正の条例案では、文書としてはどのように変わるのでしょうか。

   ↓

「その他、知事が別に定める条件を具備する者」と記載する。

・ 「単身入居者で60歳未満の方を対象とする」と、規則に加えるということでしょうか。

   ↓

文言については現在検討中だが…というような文章になると思う。(正確に聞き取れず…)

・ 条例では、「単身者は60歳以上」の文は残るけれども、規則以下に加わることで、余計な条件が加わることなく「60歳以下の単身者は誰でも可能」と、今回の委員会資料通りの内容に変更となるという認識で良いでしょうか。

  ↓

入所できる部屋について、(エレベーターの無い団地の最上階など)少し限定されるが、基本的にはその通り。

・ 単身入居者の年齢要件が60歳以下になったことで、入居者が亡くなった場合、同居している子どもに承継することは可能でしょうか。

  ↓

規則では、子どもは対象になっていないので、できない。

・ 公平性の観点があるとはいえ、県営住宅にお住まいの方々は、元々収入が低い世帯の方です。承継できず、引っ越しに要する負担、住み慣れた土地を離れる精神的負担など、当事者からすると、住処を変えることはハードルが非常に高いと思います。

規則の中に、承継対象者に子どもも加えるべきと考えますが、見解を伺います。

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子どもにまで対象を拡大してしまうと、世襲になってしまう可能性などがあるので、できない。

・ 今回、条例改正によって60歳以下の単身者にも対象が拡大したのは、とても重要なことだと思っています。

先ほど述べたように、引っ越しに関わる負担など、家を出た結果、安定した生活ができなくなってしまう可能性を考えれば、子どもを承継対象にすることも必要だと思いますので、ぜひ今後、検討していただくことを要望します。

[企業庁]

「神奈川県営水道 事業経営計画の取り組み状況について」

水道施設の耐震化について

・ 県が指定する災害協力病院2施設への供給管路の耐震化を完了した。とありますが、その病院名を教えてください。

   ↓

これまで、災害拠点病院は耐震化が完了した。

現在、藤沢市の「藤沢御所見病院」、大和市の「南大和病院」が完了している。

・ 現在の進捗状況と、今後のスケジュールについて、病院名を含めて教えてください。

 ↓   ↓

今年度は、鎌倉市の「湘南鎌倉総合病院」、伊勢原市の「伊勢原協同病院」の2か所を行う予定。

2023年度までに、全部で18か所ある中、9施設の災害協力病院の耐震化を行う計画。

経営基盤の確立について

・ これからの時代に相応しい料金体系のあり方について、「神奈川県営水道懇話会」において検討を開始したとありますが、今後、どのようなスケジュールで、検討を進めて行く予定でしょうか。

  ↓

料金体系のあり方については、第1回の会議が7月に始まったばかり。スケジュールが決まっているわけでは無い。

・ 懇話会の議事録を読むと、水道料金の値上げをするような方向性に感じるのですが、「料金体系のあり方」とは、値上げについて検討しているということでしょうか。

  ↓

これまでの水道に関する状況、そして料金の考え方があった。しかし、今の状況は違うので、そういった意味も含めて、今後のあり方を検討している。


[懇話会の議事録]

国からの方針で、料金を見直すとの方向性が位置付けられています。


・ 懇話会の中では、「基本料金は、お客様意識調査の中で伺って、どういう意識を持っているか探りたい」と発言されています。直近で行われた、「お客様意識調査」「事業所調査」において、料金についてどう言った意見だったのか教えてください。

  ↓

県民、事業所どちらも、50%以上の方が今の水道料金について「適正」と感じている。

約30%の方が「高い」と感じている。安いと感じているのは約2%。


[2019年度 調査結果]

県民・事業所ともに「適正な料金」と多くの方が思っており、

「安い」と思っている人が2%しかいないことがわかります。



・ 「今後の水道施設の更新・維持管理」についての結果を教えてください。

  ↓

県民、事業所どちらも、約50%の方が「今の水道料金の範囲で水道施設の更新維持管理を行う」と求めている

[2019年度 調査結果]

料金を安いと思っている方は2%なのに、そこだけを切り取って

「安いと思う人ほど更新・維持管理に積極的」と記載。

県民の意見が、適切に報告されていません。


・ 今後の検討を進める上では、県民の意見を聞く機会を設けていただきたいと思いますが、その予定はありますか。

  ↓

これまでも、計画の改定を行う時には、パブリックコメントなどで意見は聞いてきている。

要望

今回、調査結果について率直にお答えいただきましたが、報告書を見ると、「約4割の事業所で、水道料金が上がっても必要な更新や維持管理を望んでいる」と書いてあり、こういった記載を見ると、どうしても「施設の更新・維持管理には料金の値上げしかない」と、思わせるような表現に見えてしまいます

また、報告書では「水道料金を安いと思う人ほど、施設の更新・維持管理に積極的」と書かれていますが、そもそも安いと思っている方は、県民・事業所、どちらにしても、たった2%です。

こういったことからも、多くの県民・事業者の意見としては、「水道料金は適切であり、今の料金の範囲内で施設更新・維持管理してほしい。」と言う意見だということは、結果からも明らかです。

コロナ禍で景気の先行きが見通せない中、所得が減り、生活に苦労されている方がいること。また、水はライフラインとして欠かせない命の水であることを土台に据えていただき、水道料金の値上げはせず、県民の意向に沿った事業を進めていただきたいと要望します。


今日の料理 「タコライス」

(野菜は、レタスとトマトだけなのに、ヘルシーに見えるから不思議ですよね)

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