• 日本共産党 上野たつや

韓国視察(2日目・後半)~(3日目)

2日目後半 ~カジノの中へ…~

19:30頃から、いよいよカンウォンランドカジノに入りました。

カジノは、ホテルの中にあります。

ホテルはとてもゴージャス。5つ☆のホテルのようです。





カジノ受付の反対側には、「賭博中毒センター」があります。


受付には、カジノの中にいる人の数が液晶で表示されていましたが、撮影禁止とのこと。

ちなみに、私たちが行った時点では、「3,337人」がカジノの中にいました。


カジノの出入り口には、すぐお金が下せるようにATM機械も。(右側の機械)



カジノの中は、撮影禁止のため写真はありませんが、「無料ドリンクバー」「食事スペース」「タバコ販売所」「休憩のための椅子スペース」など、長くカジノで遊んでもらうための仕掛けがたくさんありました。


とても印象的だったのは、スロットなどで遊んでいる人の表情がとても暗いということ。

楽しそうに遊んでいる人はおらず、ボーっとした様子で続けていました。


また、トイレには、「賭博中毒者センター」が発行している冊子が置いてあります。


「IR施設に遊びに行き、目的にはなかったけれどもカジノで遊んでしまったためにギャンブル依存症になってしまった青年が更生していく物語」

と思われるマンガが置いてありました。(文字が読めないため、正しいかどうかはわかりませんが、絵を見る限りは、そのような内容だと想定されます)


1時間弱、カジノを回りましたが、窓が無く明るいため、昼なのか夜なのか、時間の感覚がくるってしまいそうでした。

私は、頭が痛くなってしまいました。




3日目 ~町の様子~

朝5:30に、「High 1 リゾート」(カンウォンランドカジノがあるIRリゾートの施設名)の出入り口付近に行きました。

と言うもの、カジノの営業終了時間が朝6:00なので、帰宅する車であふれかえると聞いたからです。


衝撃の光景でした。

日中は、それほど車通りが多いとは感じなかった道路でしたが、施設からどんどん車が出てきます。


↓「High 1 リゾート」への出入り口↓




6:00を過ぎた頃から車がひっきりなしに通る様子は、もはや異常でした。

カジノ施設から出ているシャトルバスもあり、バスから降りてきたお客さんは、サブク駅へ、もしくは、町の飲食店へと吸い込まれるように歩いていきました。




町が一番賑わう時間帯は、昼や夜ではなく、朝なのです。

飲食店は、どの店もお客さんであふれています。


↓朝6:00の飲食店の様子(伝わり辛いかも…)↓



前日、町を散策しましたが、昼も夜も、飲食店にはお客さんは一人もいません。

夜には、お祭りのような催し物があり、出店もありましたが、ほとんどお客さんがいない状態でした。

↓昼、夜の町の様子↓




出入り口の様子を見た後は、駅に向かいました。



写真は、始発待ちをしている多くの人の様子です。

また、黒塗りの車に乗った男性が1人、何かを叫びながら、そばの広場に歩いていきました。

すると、数人が男性の方へと向かっていきます。

実際に何をしているのかはわかりませんでしたが、車の中にいる人とのやり取りは、普通ではない様子でした。



サブクの町にあるのは、ホテル、質屋、飲食店、風俗店など、ほとんどがカジノ客のための施設です。


また、路上駐車がとても多く、高級外車が目立つため、カジノ客が車を停めて遊びに行っているのかと思っていましたが、全て質屋に売りに出された車とのことです。


「車でカジノに行き、車を売ってでもカジノを止めることができない。」


ギャンブル依存症の恐ろしさを改めて感じました。

「人がいるのに町が死んでいる」 町を視察しての率直な感想です。




さいごに

ギャンブル依存症や治安悪化を生み出し、年間100人以上の自殺者を出し、「子育てに向かない」と教育機関は町から出ていき、人口減少を引き起こし…

地域全体に経済効果が広がっているとはとても思えない現状が、韓国視察を通してわかりました。


黒岩県知事や林市長など誘致推進派は、

「カジノは、IR施設のほんの一部。統合型複合施設なので、カジノ以外にも施設がたくさんある」

と、カジノ誘致を進めようとしますが、そもそもIR施設はカジノの収益で成り立っています。


そして、カジノ以外の施設は、カジノに来て遊んでもらうためのきっかけになってしまっている事は、韓国の状況を見ても明らかです。


「人の不幸の上に成り立つカジノを、横浜に絶対に誘致してはいけない。」と、強く決意した韓国視察となりました。

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