日本共産党 上野たつや
神奈川県議会 第2回定例会 閉会(上野ニュースNO.60)
神奈川県議会 第2回定例会 閉会(7/21)
神奈川県議会 第2回定例会が、7/21(木)に閉会しました。最終日、日本共産党県議団は、知事から提案のあった25議案のうち、県民生活に影響を及ぼし、負担が増える懸念のある4議案に反対しました。
今回、県議団として賛成した補正予算は、約254億円になります。原油価格と物価が上昇する中、県民の生活支援や経済対策を行うことと併せて、コロナ対策などを追加で対応するための予算であり、不十分さは残りますが大変重要なものです。
コロナ対策では、医療体制の整備に加えて、感染リスクの高い高齢者への感染拡大を防ぐため、高齢者施設や介護サービス事業所で働く方に向けて、抗原検査キットが配布されます。
一方で、反対した議案は、“少人数学級が義務教育段階で進む中、県立高校6校を統廃合して3校にすることに伴う条例の改正”や“県立病院において、紹介状無しの受診負担額が、1件につき5,000円から7,000円、再診が2,500円から3,000円に引き上がる提案”などでした。特に、県立足柄上病院では、2021年度は33.6%の方が紹介状無しで来院されており、負担額の引き上げは、経済的に困難な方が排除されかねないとの理由から反対しました。
第44回相模湖・ダム建設殉職者合同追悼会に出席
相模湖ダムは、県民にとって重要な役割を果たしています。しかし、ダム建設の裏には、韓国、朝鮮、中国など、国外から多くの方が動員され、劣悪な環境で働かされ命を落とした歴史もあります。
本追悼会はダム建設で亡くなった方に哀悼の意を表すると共に、歴史の事実を後世に伝えるべく、1979年から毎年行われている会です。
