• 日本共産党 上野たつや

保育所などの福祉施設・教育機関にもPCR検査の拡充を(2/5)

この間、横浜市内の保育所に子どもを預ける保護者や職員から相談が寄せられています。


「園内関係者が陽性だと言うのに、保育所は通常開園しています。なぜ休園にならないのでしょうか…」

「職場同僚が陽性になったのに、濃厚接触者ではないと判断され、PCR検査をしてくれない。明日から通常開園と言われ、職員も保護者も不安に感じている。」

「子どもとの信頼関係を作る上では、濃厚接触は避けられないのに、なぜ…」

「他の園では、園児も職員も全員検査をしてくれたと聞いている。その差は何なのか。」


誰もが共感する疑問や不安に、なかなか明確な回答がないのが実際です。

横浜市議団の申入れ時、副市長は「検査で感染止まるとは思えない」と発言をしています。


保育所は「感染防止対策を行いながら子どもの発達保障をいかに行うか」を、議論し、模索しながらこの1年間を過ごしています。

医療や介護施設で支給された慰労金も、いまだに実現がされておりません…

横浜市、神奈川県、国は、保育所職員の思いに応えてほしいと思います。



ある保育所の「おやつ」の様子です。(事例に出てくるA保育所とは無関係)

隣り合って会話を楽しみながら過ごす時間も、今は感染防止対策から叶いません…




今回、ある保育所職員から相談が寄せられたケースをもとに、〇区の福祉保健センターに問い合わせました。

個々の状況によって、対応が変わると思いますが、参考にしていただければと思います。


いずれにしても、県が高齢者施設への「一斉定期的な検査」に踏み切っているように、保育所などの福祉施設をはじめ、教育施設等にも「一斉定期的な検査」を行えるように、横浜市議団とも連携しながら検査の拡充を引き続き求めていきます!




<検査における判断基準や、コロナ対策における横浜市〇区当局の考え方>

・ 保護者や職員の安心のためには検査をすることはない。(疫学調査の観点での検査)

・ 感染しているかもしれない「可能性」の段階で検査をする必要性はないと考える。

・ 感染がわかってからたどっていく。

・ 陽性が出たら、周辺をさぐる。別で陽性が出たら、その周辺をさぐる。の繰り返し。

・「一斉に網をかけて検査をしたことで、陽性者が発見でき、感染症法では2類相当になっているのだから、隔離保護できて良かった。とはならないのか」との質問には明確な回答はありませんでした。

・ 横浜市内の保育所は、感染症対策をしっかり行ってくれている。」ことを前提に話をしていること、現場への聞き取りや調査は、電話のみであること。

これらの経過を考えると、横浜市は、やはり、あくまでも「クラスター対策のみ」を行っていると想定されます。

社会的な検査を行うことで、無症状の感染者を発見、保護していく姿勢が全く見られませんでした。



<A保育所における調査のフロー>

・ 現時点で発生した「陽性者」が、施設内で「誰かに感染させたかどうか」を確認し、前向き調査における「濃厚接触者かどうか」だけを判断し、保育所再開の有無を決定しているのではないか。

*当該職員の聞き取り調査で、家族は濃厚接触者と判断されるが、それ以外の行動を追ってはいない。

「施設内でマスクをしていたか、食事は誰かを摂っていたか、マスク取って会話したか」などの聞き取り。

・ 施設内で2人、3人と陽性者が出たとしても、同様の対応だと想定される。

・ ただし、A保育所のケースでは、同じクラス内で3人目の職員が陽性だったため、後ろ向き調査における「感染源調査」にシフトした。

しかし、厚労省通知の調査対象期間である14日間(まずは発症前7日間を優先して調査)ではなく、1人目の発症日から、2日前の1日間のみしか確認しようとしていない。

・ 厚労省通知「積極的疫学調査の優先度について」(11月20日)に記載されている

前向き調査における

「陽性者の周囲の関係者が濃厚接触者に該当しない場合でも、必要に応じて検査を実施する。」の視点は無かった。(行わなかった)

後ろ向き調査における

「調査対象期間は、陽性者の発症の前14 日間としているが、陽性者の発症の前7日間における行動歴に関する調査を優先して実施する。」ことも行っていなかった。



A保育所における横浜市内〇区のコロナ対応(PDF)


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